| 会社名 | 姫島車えび養殖株式会社 | ||
| 住所 | 〒872-1501 大分県東国東郡姫島村2112番地の30 | ||
| TEL/FAX | TEL 0978-87-2119 FAX 0978-87-2051 |
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| 事業内容 | 車えびの養殖及び販売 | ||
| 設立月日 | 1965年6月17日 | ||
| 資本金 | ２億３千万円 | ||
| 主な株主 | 姫島村（1億8,300万円）、藤本昭夫、㈱菅組 | ||
| 役員 | 代表取締役社長 | 松原幸一 | |
| 代表取締役 | 藤本昭夫（姫島村長） | ||
| 取締役 | 堤俊之、 北村昭雄、 尾崎孝義、 木野村敏雄、 武田喜一郎、 板井秀則、 東清高、 大海重好 |
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| 監査役 | 吉田龍夫、 中城齊 |
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| 社長就任時期 | 平成14年11月より現在に至る | ||
| 歴代社長 | 西村英一、寺下健太郎、山下泉、松原幸一 | ||
| 従業員数 | 男性28名、女性２名、臨時職員４名 | ||
| 主な販売先 | 東都水産（東京）、築地魚市（東京）、大東魚類（愛知）、うおいち大阪（大阪）、岡山中央（岡山）、広島魚市（広島）、福岡中央（福岡）、大分魚市（大分） | ||
| 決算 | 年１回２月 | ||
| 主な取引銀行 | 大分銀行国東支店、大分県農業協同組合姫島支店、大分県漁業協同組合姫島支店 | ||
| 受賞 | 一村一品運動功績賞（昭和56年） 大分合同新聞文化賞 特別功労賞（昭和61年）、サントリー地域文化賞（昭和63年） |
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| 養殖の規模 | 養殖面積 7,700㎡～63,300㎡ 15面 総面積 383,300㎡ | ||
令和2年1月現在
慶長年間から長く村の主要産業であった「塩田」が国の政策により昭和34年に廃止。塩田従事者の雇用・塩田跡地の利用・地場産業の振興の三つの目的から着目されたのが「車えび」であった。当初、旧塩田の所有者による「姫島養魚㈱」が設立され、車えびの飼育・管理に着手したが、軌道に乗せることが出来ず、設立から3年で経営難に陥ってしまう。
当時、稚えびの生産技術が実用され本格的な車えびの「養殖」が実現可能になったことから、土地や生産設備の全てを譲渡する形で業務を引き継いだのが、東京に本社を持つ「瀬戸内海水産開発㈱」。マスコミにも大きく取り上げられ、注目を集めてのスタートであったが、過密養殖、餌の不足などの悪条件が重なり業績が伸びず、わずか2年での撤退となってしまう。この事態を憂慮した姫島村は「これまでの努力を無駄にしてはいけない、車えび養殖は今後の村を支える重要産業になる。」という思いから、当時は全国的にも例がなかった、行政が一部出資する「第三セクター方式」で「姫島車えび養殖㈱」が設立された。
冬の寒波、夏の旱魃、酸素欠乏や病死、雑魚の養殖池への侵入など多くの問題に向き合い、失敗の中から学び取る地道な努力が報われるまで会社設立から10年を要した。昭和51年に業績は黒字に転じ、その後4年で累積赤字を解消。翌55年には待望の新社屋も完成し、同時に150トンの冷蔵倉庫も新設。さらに北浦干拓地には「車えび養殖センター」も開設された。
昭和56年、姫島車えび養殖㈱は「大分県一村一品運動功績賞」を受賞。姫島を代表する特産品として全国にその名を知られる存在となった。
参考：姫島村教育委員会
「瀬戸内海姫島の海村景観」
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